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【Django】Bootstrapでデザインを調整

Django

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はじめに

Djangoで作成したアプリケーションについて、Bootstrapでデザインを調整する方法を解説します。

今回は、前回作成した以下のアプリケーションのデザインを、Bootstrapを利用して調整します。

余談ですが、Laravel向けに解説した記事もございますので参考にしてください。

他にも私のブログで、Djangoについて解説している記事がありますのでご覧ください。

使用するバージョン
  • Windows 11 / 10
  • macOS Monterey (M1)
  • Python 3.10.2
  • Django 4.0.2
  • Bootstrap 5.0.2

WindowsでもMacでも同様に作成できます。

VS Codeインストール

VS Codeのインストール方法は、以下の記事にまとめましたのでご覧ください。

VS Codeのオススメ設定や拡張機能などは、以下の記事にまとめました。

共通テンプレートの作成

今回のアプリは一画面しかないのですが、共通部分は共通テンプレートにしましょう
これにより、毎回ヘッダーやフッターなどを記述しなくて済みます。

translation/templates/translation/base.html
<html>

<head>
    <meta charset='utf-8' />
</head>

<body>
    {% block content %}{% endblock %}
</body>

</html>

画面の修正を行う例です。
以下のように共通テンプレートを読み込み、本文を記述します。

{% extends 'translation/base.html' %}

{% block content %}

本文

{% endblock %}

翻訳画面は以下のように修正します。

translation/templates/translation/index.html
{% extends 'translation/base.html' %}

{% block content %}

<form method="POST">
    {% csrf_token %}
    {{ form.as_p }}
    <button type="submit">翻訳</button>
</form>

{{ translation_results }}

{% endblock %}

この時点で、画面を表示してみましょう。
エラーが表示されなければOKです。

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Bootstrap導入

Bootstrapを導入します。
CDNを利用しますが、最新である5系を使用します。

はじめに
世界で最も人気のあるフレームワーク Bootstrap で始めましょう。CDN とテンプレートを使ってモバイルファーストなサイトを構築できます。

共通テンプレートを修正します。
これでBootstrapの導入ができました。

translation/templates/translation/base.html
<!doctype html>
<html>

<head>
    <meta charset='utf-8' />

    <link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet"
        integrity="sha384-EVSTQN3/azprG1Anm3QDgpJLIm9Nao0Yz1ztcQTwFspd3yD65VohhpuuCOmLASjC" crossorigin="anonymous">
</head>

<body>
    {% block content %}{% endblock %}

    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/js/bootstrap.bundle.min.js"
        integrity="sha384-MrcW6ZMFYlzcLA8Nl+NtUVF0sA7MsXsP1UyJoMp4YLEuNSfAP+JcXn/tWtIaxVXM"
        crossorigin="anonymous"></script>
</body>

</html>

今回はナビゲーションバーを設置してみました。

translation/templates/translation/base.html
<!doctype html>
<html>

<head>
    <meta charset='utf-8' />

    <link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet"
        integrity="sha384-EVSTQN3/azprG1Anm3QDgpJLIm9Nao0Yz1ztcQTwFspd3yD65VohhpuuCOmLASjC" crossorigin="anonymous">

    <style>
        body {
            padding-top: 70px;
        }
    </style>
</head>

<body>

    <header>
        <nav class="navbar navbar-expand-md navbar-dark fixed-top bg-dark">
            <div class="container-fluid">
                <a class="navbar-brand" href="#">翻訳アプリ</a>
            </div>
        </nav>
    </header>

    <div class="container">
        {% block content %}{% endblock %}
    </div>

    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/js/bootstrap.bundle.min.js"
        integrity="sha384-MrcW6ZMFYlzcLA8Nl+NtUVF0sA7MsXsP1UyJoMp4YLEuNSfAP+JcXn/tWtIaxVXM"
        crossorigin="anonymous"></script>
</body>

</html>

このような画面になりました。

django-widget-tweaks

翻訳画面の方もBootstrapで調整しましょう。
現状は、以下の一行でフォームに関するHTMLタグを出力しています。

{{ form.as_p }}

この場合、各タグにCSSクラスを追加したい場合に不便です。
参考までにですが、フォームクラスの方に以下のように定義して追加はできますが、あまり直感的ではないですし、自由度が低いです。

translation/forms.py
from django import forms

class TranslationForm(forms.Form):
    def __init__(self, *args, **kwargs):
        super().__init__(*args, **kwargs)
        self.fields['sentence'].widget.attrs['class'] = 'mt-5'

    sentence = forms.CharField(label='翻訳(日本語)', widget=forms.Textarea(), required=True)

出力結果は以下になります。

<label for="id_sentence">翻訳(日本語):</label>
<textarea name="sentence" cols="40" rows="10" class="mt-5" required id="id_sentence"></textarea>

デザインに関する情報は、html側で指定できるようにした方が切り分けとしては良いと思います。

実際にデザインを調整する上で、クラスの指定やタグの追加などを行いますので、今回は「django-widget-tweaks」を使用します。

今回はVS Codeを使い、Dockerコンテナで作業していますので、以下のファイルを修正します。

一番最後の行を追加します。(django-widget-tweaks)

.devcontainer/Dockerfile
FROM python:3
ENV PYTHONUNBUFFERED 1
RUN pip install django
RUN pip install --upgrade deepl

RUN pip install django-widget-tweaks

F1キーをクリックし、コンテナをリビルドします。(Dev Containers: Rebuild Container)

settings.pyを修正し、django-widget-tweaksを読み込みます。

translationApp/settings.py
INSTALLED_APPS = [
    'widget_tweaks',
    'translation.apps.TranslationConfig',
...
]

使い方は以下のような感じです。

{% load widget_tweaks %}

<!-- add 2 extra css classes to field element -->
{{ form.title|add_class:"css_class_1 css_class_2" }}

翻訳画面の編集

翻訳画面の、ラベルやテキストエリア、ボタンなどのデザインを調整しました。
翻訳結果は、存在する場合に表示するようにしています。

translation/templates/translation/index.html
{% extends 'translation/base.html' %}

{% load widget_tweaks %}

{% block content %}

<form method="POST">
    {% csrf_token %}

    <div class="mb-3">
        {{ form.sentence|add_label_class:"form-label" }}
        {{ form.sentence|add_class:"form-control" }}
    </div>

    <button type="submit" class="btn btn-primary">翻訳</button>
</form>

{% if translation_results %}
<div class="alert alert-primary mt-3" role="alert">
    {{ translation_results }}
</div>
{% endif %}

{% endblock %}

動作確認

初期画面は以下のようになりました。

翻訳をしてみた結果の画面です。

その他

外部サーバーへ公開

作成したアプリは公開して使ってもらいましょう!
Djangoアプリケーションを外部公開する方法をまとめました。

脆弱性対策

脆弱性を抱えたアプリケーションの場合、攻撃を受ける可能性があり大変危険です。
作成したアプリケーションは、脆弱性対策も意識しましょう。

GitHubと連携

GitHubと連携する方法を解説しました。
プロジェクトの管理はGitHubを活用しましょう。

GitHub Copilot

GitHub Copilotを導入し、AIにコーディングをサポートしてもらうこともできます。

さいごに

今回はBootstrapを利用して、デザインを調整しました。
レスポンシブデザインにも対応でき、便利です。

ぜひ活用しましょう。

他にも私のブログで、Djangoについて解説している記事がありますのでご覧ください。

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