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WSL2のインストールと分かりやすく解説【Windows10/11】

Windows
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はじめに

今回は、Widows上でLinuxが使えるWSL2をインストールしてみました。
解説はWindows11で行いましたが、Windows10でも同じです。

導入は簡単で、開発にも使えますので、ぜひ導入してみましょう。

使用するバージョン
  • Windows 11 / 10
  • WSL2

2022/10/15 最新バージョンで動作確認しました。
Linux GUIアプリケーションの実行について追記しました。

他にも私のブログで、Windowsについて解説している記事がありますのでご覧ください。

WSLとは

WSLはWindows Subsystem for Linuxの略です。
Windows上でLinux環境を直接実行することができます。

WSL1とWSL2の違いについてはパフォーマンスが向上しているようです。
基本はWSL2で良いと思いますが、違いや詳しくは以下をご覧ください。

WSL バージョンの比較
WSL 2 は WSL 1 の利点を提供しますが、WSL 1 のような変換レイヤーではなく、実際の Linux カーネルを使用します。その結果、パフォーマンスが向上します。

WSL2のインストール

インストール前に、まずは「Windows の機能の有効化または無効化」を確認します。
WSLをインストールしていませんので、「Linux 用 Windows サブシステム」が有効になっていません。

早速インストールしてみましょう。
PowerShellを管理者として実行します。

以下のコマンドを実行します。これだけでインストールは完了します。

wsl --install

ちなみにこのコマンドで、以下の手順をすべて行っています。

WSLインストールコマンド
  • 「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシン プラットフォーム」を有効にする。
  • Linuxカーネルをダウンロードしてインストールする。
  • WSL2を規定値として設定する。
  • Ubuntuディストリビューションをダウンロードしてインストールする。

インストールが完了したら、PCを再起動します。

再起動後、「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシン プラットフォーム」が有効になっていました。

Ubuntuの設定

再起動後、自動でUbuntuが起動されました。ユーザ名とパスワードを設定します。

これで使える状態になりました。

PowerShellで確認すると、WSL2が有効になっているのが確認できました。

PS C:\Users\xxx> wsl -l -v
  NAME      STATE           VERSION
* Ubuntu    Running         2
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WSL2を使ってみる

Linux上からWindowsのファイルにアクセス

マウントされていますので、UbuntuからWindowsのファイルへアクセスができます。
(Cドライブの例)

xxx@xxx:~$ cd /mnt/c/

WindowsからLinux上のファイルにアクセス

エクスプローラから、\\wsl$\にアクセスします。
ディストリビューションごとのフォルダがありますので、ファイルにアクセスできました。

PowerShellからもアクセスできました。

PS C:\Users\xxx> cd \\wsl$\Ubuntu
PS Microsoft.PowerShell.Core\FileSystem::\\wsl.localhost\Ubuntu> ls

WindowsでLinuxコマンドを実行

WindowsのPowerShellから、直接Linuxコマンドを実行してみましょう。
wslコマンドを通して、Linuxのコマンドを実行できます。

例として「lsコマンド」で、ファイルの一覧を表示してみます。

wsl ls -la

Windows の dir コマンドと Linux の grep コマンドを組み合わせて実行することもできます。

PS C:\Users\xxx> dir | wsl grep git
-a----        2021/12/01      0:16             76 .gitconfig

Ubuntuのアップデート・アップグレード

Ubuntuのアップデート・アップグレードは、Windowsのアップデートなどで自動的に行われません。
定期的にアップデートしましょう。

Ubuntu上で、以下のコマンドを実行します。

sudo apt update && sudo apt upgrade

結構時間がかかりましたが、アップデートが完了しました。
アップデート後、Ubuntuのバージョンを確認しました。

xxx@xxx:~$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="20.04.3 LTS (Focal Fossa)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 20.04.3 LTS"
VERSION_ID="20.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=focal
UBUNTU_CODENAME=focal

Windows Terminalのインストール

WindowsのコマンドはPowerShell、UbuntuのコマンドはUbuntuアプリのように、別々で起動して操作するのは面倒です。

そこで、Windows Terminalを活用しましょう。
インストールされていない場合は、以下からインストールしましょう。

Get Windows Terminal from the Microsoft Store
Windows ターミナルは、コマンド プロンプト、PowerShell、WSL などのコマンドライン ツールおよびシェルのユーザーのための、高速、効率的、強力な、生産性を向上させる最新のターミナル アプリケーションです。主な機能には、複数のタブ、ウィンドウ、Unicode および UTF-8 文字のサポート、GPU ...

Windows ターミナルを起動します。
Windows11は既定のターミナルアプリケーションとして設定できるようになりました。

設定を開きましょう。

既定のアプリケーションに設定しました。

タブ形式になっており、PowerShellやWSL2(Ubuntu)など、ターミナルアプリ上で複数開くことができます。

タブの中でさらに分割ができますので、とても便利です。

また、タブを開くする際、Ctrlキーを押しながらクリックすると、管理者として開くことができます
管理者として実行する場合もありますので、結構便利です。

Linux GUI アプリを起動

Windows 11では、WSLをインストールするとWSLgが有効になっているため、Windows上でLinux GUIアプリケーション (X11/Wayland)を実行することができます。

まるでWindowsネイティブアプリケーションのように使用することができます。

WSL で Linux GUI アプリを実行する
WSL で Linux GUI アプリの実行がどのようにサポートされるかについて説明します。

Windows 11ビルド 22000 以降が必要です。

試しにLinuxのGUIアプリケーションをWindowsで実行してみましょう。
Geditというテキストエディタをインストールします。

念のため、WSLの更新を行います。
PowerShellから以下のコマンドを実行します。

wsl --update

WSLを停止します。

wsl --shutdown

WSL2(Ubuntu)のターミナルから起動し、以下のコマンドを実行します。

sudo apt install gedit -y

インストール完了後、以下のコマンドを実行します。

gedit&

テキストエディタが起動しました。

もちろんWindows上で起動しているため、CliborのなどのWindowsアプリケーションと連携することができます。

X11アプリをインストールしてみましょう。
WSL2(Ubuntu)のターミナルから起動し、以下のコマンドを実行します。

sudo apt install x11-apps -y

以下のコマンドを実行しましょう

xcalc&
xclock&
xeyes&

LinuxのGUIアプリケーションを実行することができました。

Linux向けのGIMPやChrome、Teamsなどもインストールできます。

さいごに

思ったより簡単に導入できました。
WindowsでLinuxコマンドが使えますし、開発環境としても便利に使えます。
興味があれば試してみてください。

他にも私のブログで、Windowsについて解説している記事がありますのでご覧ください。

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