はじめに
今回は、さくらのレンタルサーバーで作成したメールアカウントをメールクライアントで送受信する方法をまとめました。
様々なメールクライアントアプリはありますが、今回はThunderbirdというアプリを使用します。
その他のメールアプリでも、基本的な設定方法は参考になると思います。
ブログの運営などでさくらのレンタルサーバーを利用している人も多いでしょう。
お問い合わせ用やサイト運営のメールアドレスを作成したい場合に参考にしてください。
他にも私のブログで、さくらのレンタルサーバーについて解説している記事がありますのでご覧ください。
さくらのレンタルサーバーの新規申し込み方法につきましては、以下の記事にまとめました。
さくらのレンタルサーバーのメールアカウントの作成方法は、以下の記事を参考にしてください。
さくらのレンタルサーバーについて
さくらのレンタルサーバーは、個人から企業まで幅広い層の顧客に対応したサーバーを提供しています。
その安定性やサポート体制、セキュリティ面での信頼性が高く評価されており、広く利用されています。
2022年2月16日にリリースされた新サーバーでは、SSD化をはじめとした機材の刷新によって、従来サーバーと比較して5倍の高速化を実現したとのことです。
さくらのレンタルサーバへの申し込みは以下からできます。![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3T6PVM+AZXA2A+D8Y+67RK2)
一番安いプランで、月額128円から利用できます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/215c487bd090f33300a5501b5afc58e6.png)
SSHの接続もでき、無料のSSLや独自ドメインの運用も可能です。
例えば、PHPのLaravelで開発したWebアプリケーションを公開することもできます。
レンタルサーバーのメリット
レンタルサーバーは、複数のユーザーが共有して利用するサーバーです。
各ユーザーは、予め割り当てられたリソース(ディスク容量、メモリ、CPUなど)を使ってウェブサイトやアプリケーションを運用します。
その他の形態として、VPS(Virtual Private Server)や、AWSを使った運用などもあります。
VPSなどの場合、カスタマイズ性やスケーラビリティといったメリットもありますが、運用管理の難易度が上がります。
Thunderbirdとは
Thunderbirdは長い歴史を持つ無料でオープンソースのメールクライアントアプリです。
これは、同じくオープンソースのブラウザであるFirefoxを開発したMozilla Foundationによって生まれました。
Thunderbirdはオープンソースライセンスの下で公開されています。
拡張性が非常に高く、自由にカスタマイズすることができます。
メールクライアント設定
Thunderbirdのインストール
公式サイトにアクセスします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/94bf981d46349d245350c9aac2c6b7b4.png)
ダウンロードボタンをクリックし、インストーラーをダウンロードします。
![Thunderbird ダウンロード](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_22h53_50-750x424.png)
ダウンロードしたインストーラーを起動します。
![Thunderbird セットアップ](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_22h57_54.png)
「標準インストール」を選択し、次へ進みます。
![Thunderbird 標準インストール](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_22h58_40.png)
チェックボックスは任意で選択し、インストールを行います。
![Thunderbird セットアップ](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h05_44.png)
インストールが完了しました。
![Thunderbird インストール完了](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h06_23.png)
メールアカウントの設定
Thunderbirdを起動します。
![Thunderbird 起動](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h07_22-1024x507.png)
右上のメニューから「新しいアカウント」を選択し、「既存のメールアドレス」を選択します。
![Thunderbird 既存のメールアドレス](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h08_27-300x402.png)
メールアカウントのメールアドレス、パスワードを入力します。
名前は任意で設定し、「パスワードを記憶する」にチェックを入れましょう。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-30_16h53_54-1024x582.png)
「続ける」ボタンをクリックすると、Thunderbirdが自動で設定情報を取得します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-30_16h56_54.png)
基本的には自動設定で問題ないと思いますが、IMAPではなくPOP3に変更したい場合は「POP3」を選択します。
さくらのレンタルサーバーのメールの設定については、以下をご覧ください。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/5599f8df498cee534a6f03cfb058fa87.png)
アカウントの設定が完了しました。
![Thunderbird メール設定完了](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h31_46.png)
メールの受信
メールは自動的に受信されます。
![Thunderbird メール受信](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h33_13-1024x156.png)
設定で新着メッセージの更新間隔を設定することができます。
デフォルトでは10分に設定されていました。
![Thunderbird サーバー設定](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h34_01.png)
メールの送信
メッセージ作成ボタンをクリックします。
![Thunderbird メッセージ作成](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h35_01.png)
メールの件名、本文を入力し、宛先を指定してメールが送信できることを確認しましょう。
![Thunderbird メール作成](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-07_23h35_57-750x487.png)
メールアプリ
メールの送受信を気軽に行いたい場合は、WEBメールが便利です。
他にもGmailを使った方法もありますので、以下を参考にしてください。
さいごに
今回は、さくらのレンタルサーバーで作成したメールアカウントをメールクライアントで送受信する方法をまとめました。
さくらのレンタルサーバへの申し込みは以下からできます。![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3T6PVM+AZXA2A+D8Y+67RK2)
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