本記事は2ページにわたって解説しています。
はじめに
今回はDjangoを使って、開発環境を作ってみたいと思います。
Django(ジャンゴ)は、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワークです。
今回はWindows上での構築手順をまとめました。
多分、MacやLinux系でも参考になるのではないでしょうか。(たぶんね)
2022/02/23追記
本記事はWindowsにAnacondaでPython環境をインストールしていますが、ライセンスの問題や、色々とWindowsに直接インストールするのは面倒です。(例えばPostgresql、MySQLなど)
以下の記事で、改めてDockerを使った構築方法をまとめました。
個人的にはこちらの方がお勧めです。
今回使用する環境とバージョン
目的とゴール
他にも私のブログで、Djangoについて解説している記事がありますのでご覧ください。
Python環境の構築(Anaconda)
Python環境を構築するのに、Anacondaをインストールします。
インストーラをダウンロードするために、以下の公式サイトにアクセスします。
個人向けの無償版を利用します。
今回はWindowsなので、以下のインストーラをダウンロードします。
インストーラを起動します。
私の場合は、デフォルトのまま次へ次へと進めました。
インストールが完了しました。
インストールが正常に完了したのかAnaconda Promptを立ち上げて確認します。
Windowsの検索で「anaconda」と入力して起動します。
起動されたプロンプトで以下のコマンドを入力します。
python --version
以下のバージョンが表示されました。
Python 3.8.5
開発環境でPythonコマンドを使用するために、WindowsにPATHを通しておきましょう。
Windowsの検索で「環境」と入力し、「環境変数を編集」を開きます。
ユーザ環境変数のPathをクリックし、編集ボタンをクリックします。
Anacondaをインストールしたフォルダと、Scriptsフォルダを新規追加します。
あとはOKボタンをクリックして閉じます。
Djangoのインストール
引き続きAnaconda Promptを使い、以下のコマンドでDjangoをインストールします。
python -m pip install Django
以下のように直ぐに完了しました。
そのままPythonでコーディングし、Djangoがインストールされたか確認しましょう。
「python」とコマンドを実行し、対話モードにします。
(base) C:\Users\xx > python
Python 3.8.5 (default, Sep 3 2020, 21:29:08) [MSC v.1916 64 bit (AMD64)] ::
Anaconda, Inc. on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
以下のように入力します。
>>> import django
>>> print(django.get_version())
Djangoのバージョンが表示されたら正常です。
3.1.5
引き続き次のページでは、開発環境のインストールを行います。
コメント