はじめに
去年公開されてから非常に話題のChatGPTですが、基本的には無料でも利用できます。
先日、ChatGPTのAPIも公開されました。
APIの利用は、期間限定の無料枠もありますが有料(従量課金制)となります。
APIを使用することにより、様々なサービスでも利用できますし、独自のサービスに組み込むこともできます。
今回は、OpenAI APIの有料アカウントの登録方法をまとめました。
ChatGPTについて
ChatGPTを利用するためには、まずアカウントの登録が必要です。
アカウントの登録だけであれば無料でできますので、以下の記事を参考にしてください。
ChatGPTの有料版であるChatGPT Plusについては、以下の記事を参考にしてください。
他にもオススメのAIサービスをまとめましたので参考にしてください。
OpenAI APIについて
OpenAI APIを利用することによって、様々なモデルを使うことができます。
例えば以下のようなものがあります。
モデル | 概要 |
---|---|
GPT-4 | GPT-3.5 を改善し、自然言語またはコードを理解して生成できる一連のモデル |
GPT-3.5 | GPT-3 を改善し、自然言語またはコードを理解して生成できる一連のモデル |
DALL·E | 自然言語プロンプトを与えられた画像を生成および編集できるモデル |
Whisper | 音声をテキストに変換できるモデル |
料金はトークン単位で掛かり、モデルごとに違います。
例えば、ChatGPTのAPIである「gpt-3.5-turbo」は、1Kトークンあたり$0.002掛かります。
無料枠について
Open AIのアカウントを作成すると、最初の3か月間のみ使用できる5ドル分の無料クレジットが付与されます。
マイページの「Usage」から確認できます。
私が登録した当初は、18ドル分の無料クレジットでした。
無料期間にAPIを利用しましたが、無料枠ですのでお金は掛かりませんでした。
無料期間が過ぎたため、以下のような表示になりました。
有料アカウント登録
マイページの「Billing overview」を開きます。
「Set up paid account」をクリックします。
「個人」か「企業」を選択します。
私は上の「個人」を選択しました。
カード番号と名前、住所を英語で入力します。
入力後、「Set up payment method」ボタンをクリックします。
「Your subscription was created successfully」と表示されると完了です。
設定
マイページの「Usage limits」を開き、設定を確認します。
APIを意図せず多く使わないように制限できます。
まず、承認された制限として最大120ドルまで利用できるようになっていました。
もっと多く利用したい場合は、リクエストができるようです。
以下の値を設定できます。
APIを利用したサンプルアプリ
ChatGPTのAPIを利用し、Laravelのアプリケーションを作成しました。
以下の記事を参考にしてください。
また、Djangoの場合は以下の記事を参考にしてください。
さいごに
今回は、OpenAI APIの有料アカウントの登録方法をまとめました。
是非、参考にしてみてください。
コメント
登録の際に、法人と個人がありますが、違いは何がありますか?
月のAPIの発行回数制限が違うとか、あったりしますか?
私の場合、個人しか登録していないため違いが分かっておりません。
また調べてみましたが、具体的な情報を探せませんでした。