はじめに
今回はLightsailで構築したインスタンスに、クライアントPCからSSH接続する方法や、ファイルの転送を行う方法を解説します。
他にも私のブログで、AWSについて解説している記事がありますのでご覧ください。
Lightsailの構築
Lightsailを利用すると、例えばWordPressなどを簡単に構築することができます。
以下の記事を参考にしてください。
Lightsailで構築したアプリにドメインを設定しましょう。
Route 53でドメインの取得方法は以下を参考にしてください。
ドメインの設定方法は以下を参考にしてください。
他社(お名前.comなど)で取得したドメインを設定したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
SSH接続
キーのダウンロード
まず、Lightsailで構築したインスタンスにリモート操作する方法の一つとして、ブラウザ上からも行うことができます。
インスタンスのSSHアイコンをクリックします。
ブラウザ上でSSHクライアントが起動し、コマンドを実行することができます。
今回は、クライアントPCからSSH接続する方法を解説します。
クライアントからSSH接続する場合は、SSHキーが必要になります。
インスタンス名をクリックします。
Connectタブを開き、「Use your own SSH client」の「Download default key」をクリックし、SSHキーをダウンロードします。
ちなみにインスタンス作成時にキーを作成した場合は、そちらを使用してください。
「LightsailDefaultKey-ap-northeast-1.pem」というファイルをダウンロードできました。
PuTTYのインストール
以下のURLからPuTTYのサイトにアクセスします。
「putty-64bit-0.78-installer.msi」をダウンロードしました。
PuTTYをインストールします。
秘密鍵の作成
ppkファイル(秘密鍵)を作成します。
PuTTYgenを起動し、「Load」ボタンをクリックします。
「All Files」を選択し、先ほどダウンロードした「LightsailDefaultKey-ap-northeast-1.pem」を選択します。
読み込むと以下のメッセージが表示されました。
---------------------------
PuTTYgen Notice
---------------------------
Successfully imported foreign key
(OpenSSH SSH-2 private key (old PEM format)).
To use this key with PuTTY, you need to
use the "Save private key" command to
save it in PuTTY's own format.
---------------------------
OK
---------------------------
「Save private key」をクリックし、ppkファイル(秘密鍵)を保存します。
PuTTYでSSH接続
PuTTYを起動します。
Host Nameに、静的IPアドレスを指定します。
Connection→SSH→Auth→Credentialsを開き「Private key file for authentication」に、先ほど作成したppkファイルを選択します。
SSH接続できました。
ログインユーザに「bitnami」と入力するとログインができます。
次回も接続するため、セッションの設定を保存しておくと便利です。
WinSCPでファイル転送
Lightsailで構築したインスタンスにファイルの転送を行います。
WinSCPをインストールするため、以下のサイトにアクセスします。
ダウンロードを行い、WinSCPをインストールしましょう。
WinSCPを起動します。
Host nameには静的IPアドレスを指定し、User nameには「bitnami」を入力します。
AdvancedボタンをクリックしSSH→Authenticationを開き、「Private key file」に作成したppkファイルを選択します。
ログインを行うと、Lightsailのインスタンスに接続できました。
さいごに
今回はLightsailで構築したインスタンスに、クライアントPCからSSH接続する方法や、ファイルの転送を行う方法を解説しました。
他にも私のブログで、AWSについて解説している記事がありますのでご覧ください。
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