VS Codeのポータブル版の利用

VS Codeのポータブル版の利用
はじめに
みなさんプログラミングの際にVS Codeを使っていますでしょうか。
私はよく使っています!
とても軽量ですし、必要最低限の機能はもちろん、ソースの管理や、デバッグ、強力な拡張機能など、非常に気にっております。
今回はポータブル版のインストールをしてみます。
また、あまりケースとしてはないかもしれませんが、既にインストーラ版のVS Codeを使用している場合に、別途、初期状態のVS Codeを使用することもできます。
Zip版VS Codeのインストール
以下の公式ページよりダウンロードします。
私のマシンは64bitなので、64bit版をダウンロードします。
現時点で、VSCode-win32-x64-1.41.1.zipというファイルがダウンロードされましたので解凍します。
Code.exeがVS Code本体になります。
この時、既にインストーラ版のVS Codeを使用している場合は、Code.exeを起動すると設定がされた状態になります。
VS Codeは以下の場所にユーザ情報を保存しています。(Windowsの場合)
拡張機能: C:\Users\ユーザ\.vscode
設定: C:\Users\ユーザ\AppData\Roaming\Code
Zip版のVS Codeも上記のフォルダの設定などを参照するため、設定が共有されます。
設定を別にする場合は、先程解凍したフォルダに「data」フォルダを作成します。
再度、VS Codeを起動します。
そうすると初期状態で起動されました。
プラグインや設定情報は、先ほど作成したdataフォルダの中に格納されていきますので、USBメモリなどにいれてポータブル版として使用できますね!
逆にポータブル版ではない場合、アンインストール時は以下のファイル類を削除すると完全に初期化できます。
拡張機能: C:\Users\ユーザ\.vscode
設定: C:\Users\ユーザ\AppData\Roaming\Code
Insidersビルドの場合
先行して機能を使用したい場合、VS CodeのInsidersビルド版を使用することもあると思います。
その場合は、下記のフォルダに設定などが格納されているようです。
拡張機能: C:\Users\ユーザ\.vscode-insiders
設定: C:\Users\ユーザ\AppData\Roaming\Code – Insiders
さいごに
VS Codeはとても軽量で便利ですので、開発プロジェクトごとに環境を分けても良いかもしれませんね!
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