はじめに
みなさん、パスワード管理は何を使っていますでしょうか。
パスワードマネージャーもありますが、今回はOneNoteを使った管理事例をまとめました。
普段メモアプリをOneNoteで利用している場合に参考になると思います。
パスワードマネージャーについて
パスワードを管理できるアプリは、専用のパスワードマネージャー(例:1Password)や、Chromeなどのブラウザに搭載されているパスワードマネージャー、iPhoneのiCloudキーチェーンなど、様々あります。
メリットとしては以下が挙げられます。
またパスワードマネージャーの他にも、NotionやEvernoteを活用して管理している方もいらっしゃるでしょう。
私はNotionでパスワードを管理していますが、参考までにNotionのパスワード管理の例は以下を参考にしてみてください。
OneNoteでパスワードを管理
管理について
OneNoteでパスワードを管理するメリットは以下です。
デメリットとすると、ログインを行う際に毎回OneNoteを開いて確認する必要がある点です。
私の場合は、よく使うログイン情報はブラウザの保存機能も併用しています。
ページの作成
まずはノートブックに対して、セクションを作成します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_21h50_07-500x185.png)
プラスボタンをクリックし、セクション名を入力します。
今回は「パスワード管理」と入力しました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_21h50_35.png)
テーブルを作成しました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_21h52_27.png)
以下のように表にログイン情報をまとめました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_21h59_05-500x352.png)
パスワードで保護
ページにIDとパスワードのセットを平文で保存するのは、セキュリティ上のリスクがあります。
など、パスワード管理のページを見られる可能性がゼロではありません。
セクションを右クリックし、「このセクションをパスワードで保護」を選択します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h02_23-500x404.png)
「パスワードの設定」をクリックします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h03_21-500x334.png)
任意でパスワードを設定します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h03_53-300x351.png)
セクションはパスワードを入力しないと開くことができなくなるため、安全です。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h05_04-500x225.png)
一時的に解除する場合は、Enterキーを押し、パスワードを入力します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h05_22-300x320.png)
パスワードによる保護を解除する場合は、「パスワードの解除」を行います。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h06_51-500x258.png)
TXT-Crypter
暗号・復号を簡単に行うことができるサービスを作成しました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/b4fa106775029b95423c90e85246a940.png)
例えば、OneNoteの場合はセクションをパスワード保護することができますが、一部のテキストのみ暗号化したい場合に便利です。
まずはTXT-Crypterにアクセスします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/b4fa106775029b95423c90e85246a940.png)
パスワードなど、暗号化したいテキストを入力します。
また、復号する際のパスフレーズを入力します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h15_19-1024x422.png)
「暗号化」ボタンをクリックすると、復号するためのURLが生成されます。
コピーボタンをクリックし、URLをコピーしておきます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2022/12/ScreenShot-2022-12-30-12.48.51-1024x271.png)
テキストを選択し、リンクを設定します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h16_09-500x225.png)
先ほどコピーしたURLを設定します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h16_54.png)
これで設定は完了です。
テキストがリンクになりました。暗号化したいテキストを表示したい場合は、リンクをクリックします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h17_41-500x218.png)
復号できる画面が表示されますので、パスフレーズを入力し復号します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-08_22h18_59-1024x295.png)
Notionを使ってパスワード管理を行う例は、以下の記事を参考にしてください。
さいごに
今回は、OneNoteでパスワードを管理する方法をまとめました。
OneNoteにはセクションのパスワード保護がありますので、利用することをお勧めします。
パスワード管理をする際は、セキュリティも意識して活用しましょう。
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