はじめに
Amazon ECSを使用して、クラウド上でWebサーバーのコンテナを実行してみます。
他にも私のブログで、AWSについて解説している記事がありますのでご覧ください。
Amazon ECSとは
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/c94cb44bac0b155cad9e923137017c79.png)
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は、クラスターでDockerコンテナを簡単に実行、停止、管理できる非常にスケーラブルなコンテナ管理サービスです。
Amazon ECSでは、コンテナをFargateかEC2のどちらかで起動できます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_18h49_07.jpg)
FargateとEC2の違い
Fargate(ファーゲート)はEC2インスタンス不要でサーバレスでコンテナを起動できるサービスです。
そのためコンテナの構築と運用に注力できます。
また簡単にスケーリングを行うことができます。
Amazon ECS料金
Amazon ECSではEC2とFargateの料金体系があります。
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今回はFargateを使用するので、以下のサイトを参考にします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/c94cb44bac0b155cad9e923137017c79.png)
Amazon ECS の場合、AWS Fargate の料金は、コンテナイメージのダウンロード (docker pull) を開始した時点から Amazon ECS タスク* が終了するまでに使用された vCPU およびメモリリソースに基づいて計算され、最も近い秒数に切り上げられます。1 分の最低料金が適用されます。
料金を計算するサイトを作っている方がいました。
![](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fcdn.qiita.com%2Fassets%2Fpublic%2Farticle-ogp-background-9f5428127621718a910c8b63951390ad.png?ixlib=rb-4.0.0&w=1200&mark64=aHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTkxNiZoPTMzNiZ0eHQ9RmFyZ2F0ZSVFMyU4MSVBRSVFNiU5NiU5OSVFOSU4NyU5MSVFMyU4MSVBRiVFNiU5QyU4OCVFMyU4MSVBQiVFNCVCRCU5NSVFNSU4NiU4NiVFMyU4MSU5MCVFMyU4MiU4OSVFMyU4MSU4NCVFMyU4MSU4QiVFMyU4MSU4QiVFMyU4MiU4QiVFMyU4MSVBRSVFMyU4MSU4QiZ0eHQtY29sb3I9JTIzMjEyMTIxJnR4dC1mb250PUhpcmFnaW5vJTIwU2FucyUyMFc2JnR4dC1zaXplPTU2JnR4dC1jbGlwPWVsbGlwc2lzJnR4dC1hbGlnbj1sZWZ0JTJDdG9wJnM9M2NiNTYzZWYxMzgxNmQ1MzViNGJjODhiM2E4NzIwYWY&mark-x=142&mark-y=112&blend64=aHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTYxNiZ0eHQ9JTQwbmlzaGlub3NoYWtlJnR4dC1jb2xvcj0lMjMyMTIxMjEmdHh0LWZvbnQ9SGlyYWdpbm8lMjBTYW5zJTIwVzYmdHh0LXNpemU9MzYmdHh0LWFsaWduPWxlZnQlMkN0b3Amcz0wZGQxOTMxNzRmM2YwNmY4MmFkNzNlODMyMDA2OWI0MQ&blend-x=142&blend-y=491&blend-mode=normal&s=13ea0d557f65029b466828dca50fbde0)
AWSの料金が結構変わるので、現時点の参考です。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_19h25_59.png)
Amazon ECSの設定
まずは「ECS」というサービスを検索します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h10_28.png)
早速ECSのクラスターを作成します。
今回はチュートリアルですので、「今すぐ始める」をクリックします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h16_28.png)
以下の順番で設定してきます。
サンプルのコンテナが用意されています。
今回は、最小構成のWebサーバーコンテナの「sample-app」を選択します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h18_57.png)
次にタスクの定義を行います。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h21_31.png)
次にサービスを定義します。
ここではロードバランサーを選択しました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h22_46.png)
クラスターの設定を行います。
そのまま次へ進みます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h25_45.png)
最後の確認画面で、作成ボタンをクリックすると、準備中になります。
使用できるまで数分かかりました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h26_42.png)
完了すると「サービスの表示」をクリックできるようになりました。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h30_37-500x229.png)
Amazon ECSの動作確認
ECSの画面を開きます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h38_59.png)
作成したクラスターを表示します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h33_02.png)
起動したコンテナーのWebサーバにアクセスします。
タスクをクリックします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h34_57.png)
NetworkのPublic IPをメモし、IPアドレスをブラウザからアクセスしてみます。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h36_20.png)
以下のような画面が表示されたら成功です。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h37_36.png)
クラスターの削除
不要なクラスターを削除する場合は、「クラスターの削除」ボタンをクリックします。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h45_19.png)
削除するには「delete me」という文字を入力します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_20h46_22.png)
最後に「CloudWatch > ロググループ」も削除します。
![](https://chigusa-web.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-19_21h06_35.png)
さいごに
クラウド上で簡単にコンテナを起動できました。
次回は、自分で作成したDockerイメージを起動する手順を試してみたいと思います😊
他にも私のブログで、AWSについて解説している記事がありますのでご覧ください。
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