応用編4

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定型文CSV出力/取込

定型文のCSV出力/取込が可能です。
CSVを出力することにより、定型文のバックアップを行うことができます。
またCSV取り込みにより、定型文の編集がとても楽になります。

CSVフォーマットは以下です。

CSV仕様
  • 列:定型文グループ,定型文,メモ,ホットキー
  • 一行目はタイトル行ですので、データは二行目から入力します。
  • 定型文グループは必須です。
  • 同じ定型文グループ・定型文がある場合は、コメント・ホットキーのみの更新になります。
  • ホットキーは修飾キーが必須です。
  • 文字コードは基本的にShift_JISにしてください。(エクセルで編集する場合など)
    Unicode文字列を入力する場合は、Unicodeを選択してください。
  • 「定型文を全てクリア後に取り込む」を選択した場合は、一度クリア後に取り込まれます。
    選択しなかった場合は、新規登録か更新のみになります。

Migemo検索について

Migemo検索を行う場合は、モジュールなどが必要です。
以下のサイトからダウンロードしてください。

C/Migemo — KaoriYa
ローマ字入力から日本語を(インクリメンタルに)検索するための正規表現を生成するMigemoを配布しています。

Windowsが64bitでも32bit版を選択してください。

辞書はCliborと同じ階層にdictディレクトリを作り、その中に以下のように保存してください。

例:
C:\Clibor\Clibor.exe
C:\Clibor\migemo.dll
C:\Clibor\dict\han2zen.dat
C:\Clibor\dict\hira2kata.dat
C:\Clibor\dict\migemo-dict
C:\Clibor\dict\roma2hira.dat
C:\Clibor\dict\zen2han.dat

※辞書はcp932を使用してください。UTF-8には対応していません。

もし古いバージョンのMigemoを使用する場合は、設定画面より「古いバージョンのMigemoを使用する」にチェックを入れてください。

旧版とは1.2以下のバージョンです。基本的にはこのチェックは不要です。

ひと通り準備ができましたら、設定より「Migemo検索を使う」にチェックしてください。
読み込みに成功しますと、設定画面に以下のように読み込まれた辞書の一覧が表示されます。

もしCliborが起動できなくなった場合は、一度migemo.dllを削除してからCliborを起動してください。

以下の設定を変更してみましょう。

設定 > 検索 > 検索ボックス > クリップボードの検索 > Migemo検索

Migemoは以下のように、ローマ字で検索をすることができますので、履歴を簡単に探すことができます。

以下のブログ記事も参考下さい。

【Clibor】ローマ字検索(Migemo)を使用する
クリップボード履歴の一覧から履歴を探す際に、Migemo検索を利用すると便利です。

クリップボード複数選択画面

クリップボード履歴を複数選択し、削除を行ったり連結することが可能です。
連結は選択順にも可能であり、連結文字列のデフォルトは設定画面より設定が可能です。

クリップボード履歴の除外リスト機能

クリップボード履歴の除外リスト機能を使用することができます。
除外パターンに正規表現を指定することにより、合致するクリップボードは履歴に保持しません

URLを追加したくないとか、半角記号のみの履歴は保持しないとか、使い方によっては便利になります。

常に手前に表示について

タスクトレイの右クリックから、「常に表示する」を選択することによって、常に手前に表示することが可能です。
この時、Clibor自体はフォーカスを持っていませんので、テキストエディタに入力しながらCliborを表示することができます。

自動貼り付けが有効の場合は、履歴を選択することによってエディタなどに貼り付けることができます。

リアルタイムでクリップボードの更新状況が確認できるので便利です。

タブをダブルクリックでも、「常に表示する」を切り替えることが出来ます。

Cliborを常に手前に表示している場合、フォーカスを持っていないため、Cliborのメイン画面のショートカットキーは使用することができません。

検索ボックス

メイン画面に検索ボックスが表示されています。
これにより検索が容易になり、インクリメンタルサーチも可能ですので、履歴を探すのが楽になります。
メイン画面を表示時に、Tabキーを押すことにより、有効・無効を切り替えることができます。

無効時は通常の操作と同じく、ショートカットなどが使用できます。
有効時はEscキーを押すことにより、キーワードをクリアすることができます。

また、定型文の検索も可能です。
以下のブログ記事も参考下さい。

【Clibor】多くなった定型文の便利な探し方
Cliborの定型文の検索機能を活用し、定型文が多くなっても簡単に探せるようにしてみましょう。
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