こんな使い方

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エクセルで色付きの文字を普通のテキストにする

Cliborは、テキスト形式のクリップボードを保存し、使う際はテキストとして転送します。
それを利用して、 エクセルで色付きの文字を普通のテキストにします。

エクセルで装飾のある文字列をコピーすると、貼り付ける際も装飾はそのままペーストされます。

しかし、上記の文字列をコピーして、文字列だけをペーストしたい場合は、一度Cliborを表示し、履歴を選択します。

上記のようにCliborを通すと、テキストとしてクリップボードに転送されますので、エクセルにペーストしても、文字列として貼り付けられます。私はよく使います。

検索後、連続してテキストを貼り付け

Cliborは、履歴や定型文を選択すると非表示になります。
ただし連続して貼り付けたい場合は、タブをダブルクリックし「常に表示」にします。

常に手前に表示時は、履歴を選択しても画面を閉じることはありませんので、連続して貼り付け出来ます。(検索時やFIFO時も同様です)

用が済んだら、再度タブをダブルクリックし画面を非表示にします。

改行ごとにFIFOモードの活用

Cliborは履歴を右クリックし、改行ごとにFIFOモードに切り替えることができます。

例えば以下の様な文字列をコピーし、その後上記のように右クリックメニューから選択するだけです。

Cliborクリップボード履歴1
Cliborクリップボード履歴2
Cliborクリップボード履歴3

そうすると、すぐにFIFOモードに切り替えられます。

またエクセルの場合も便利です。
セルを複数コピーし、同様に改行ごとにFIFOモードにすると、セル単位でFIFOモードが可能です。

この機能もとても便利ですので、是非ご活用ください。

定期的に入力した文字を保存

例えば長い文章を入力し、最終的に送信や保存が必要な時ありませんか?
そういう時に限って、途中まで頑張って入力したのに、誤ってブラウザを閉じたり固まったりして、入力した内容が消えたことありませんか?

こういう時はある程度入力したら、文字列を「Ctrl+A」で全選択し、「Ctrl+C」でコピーして、Cliborに保存しましょう。
万が一入力した内容が消えてしまっても、Cliborから簡単に戻すことができます。

Cliborはクリップボード履歴の再利用のためだけではなく、もしものときのテキストの保存にも便利です。

ファイル名・フォルダ名の一覧を取得

ファイル・フォルダをコピーした際に、そのフルパスをCliborの履歴に保存することが可能です。
設定で以下にチェックを入れます。

設定→クリップボード→更新→ファイル・フォルダのコピー時にパスを履歴に保存する

ファイルやフォルダを選択し、コピーします。
そうするとCliborの履歴には、以下のようにフルパスが格納されます。(複数ファイル・フォルダのコピーも可能です)

C:\Clibor\ch
C:\Clibor\ct
C:\Clibor\ClbHook.dll
C:\Clibor\Clibor.exe
C:\Clibor\Clibor.xml

上記のパスを使う場合は、Cliborの履歴から選択します。

各フルパスからファイル名だけを取得したい場合

以下のような整形を作成し、フルパスからファイル名だけを取得できます。

  • 整形方法に文字列置換を選択し、正規表現を使用するにチェックを入れます。
  • 置換前:.*\\(.+)\r\n
  • 置換後:$1\r\n

フルパスを取得後、先ほど作成した整形を選択します。
そうすると、ファイル名のみになります。

C:\Clibor\ch
C:\Clibor\ct
C:\Clibor\ClbHook.dll
C:\Clibor\Clibor.exe
C:\Clibor\Clibor.xml
↓整形適用後
ch
ct
ClbHook.dll
Clibor.exe
Clibor.xml

クリップボード履歴を全てメモ帳に保存

クリップボード履歴が多くなり、それらを一括でテキストに保存するやり方です。
以下のようなクリップボード履歴があるとします。

タスクトレイのCliborを右クリックし、「クリップボード履歴の複数選択」をクリックします。
表示された画面で、履歴を全て選択し、「連結して転送」ボタンをクリックします。

1件目をクリックし、Shiftキーを押したまま、一番最後の行をクリックすると全選択できます。

履歴の全データが、クリップボードへ転送されますので、メモ帳へ貼り付けて保存して下さい。

住所など複数のテキストボックスに入力

ネットでお買い物の際など、以下のように複数のテキストボックスに住所を入れる機会はあるかと思います。

そんな時は定型文のFIFOモードのデータ追加機能を使ってみます。

まずは定型文の新規登録をひらき、マクロからFIFOモードのデータ追加を選択します。

そうすると、以下のような骨組みがセットされます。

<$CLB_TFIFO/>
<$CLB_DT>AAA</CLB_DT>
<$CLB_DT>BBB</CLB_DT>

これを少し編集し、住所を入れます

<$CLB_TFIFO/>
<$CLB_DT>999</CLB_DT>
<$CLB_DT>9999</CLB_DT>
<$CLB_DT>東京都</CLB_DT>
<$CLB_DT>○○区</CLB_DT>
<$CLB_DT>■■番地 △△ビル1F</CLB_DT>

先頭行は固定で以下の文字が必要です。

<$CLB_TFIFO/>

以下の行がFIFOの1データになります。

<$CLB_DT>999</CLB_DT>

編集が完了したら定型文の登録を完了します。
登録した定型文を選択すると、直ぐに以下のようにFIFOモードに切り替わり、貼り付けが非常に楽になります。

あとはCtrl+Vで複数テキストボックスに貼り付けていくだけです。

整形機能の便利なパターン

以下のブログ記事へまとめました。

【Clibor】整形機能を便利に使おう
Cliborには、テキストデータを整形できる便利な機能があります。

定型文のデータの便利な探し方

以下のブログ記事へまとめました。

【Clibor】多くなった定型文の便利な探し方
Cliborの定型文の検索機能を活用し、定型文が多くなっても簡単に探せるようにしてみましょう。

次は、Cliborのメイン画面についてカスタマイズしてみましょう。

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